Monday, March 2

神の雫引起的葡萄酒熱潮~

老實說這篇跟KAME沒太大關連
說的是這本漫畫的影響力~
讓葡萄酒盛況持續發燒
可以被介紹到的酒馬上一紙千金...
是一個適合置入式行銷的好工具(←我講的)

<神の雫>ワインの“味力”をマンガで 本場フランスでも人気3月1日15時33分配信 毎日新聞


 人気アイドルグループ「KAT-TUN」の亀梨和也さん主演でドラマ化され話題となっているマンガ「神の雫」(講談社)。ワインの味わいを独特の表現で描き、紹介されたワインの注文が殺到するほどの影響力を持つ。さらに韓国でもベストセラーとなり、ドラマ化も企画、ワインの本場フランスでも人気を集めている。

 「神の雫」は、亜樹直(あぎ・ただし)さんが原作、オキモト・シュウさんがマンガを担当し、04年から週刊マンガ誌「モーニング」で連載されている。主人公の神咲雫(かんざき・しずく)は、世界的ワイン評論家である父・豊多香(ゆたか)への反発から家を飛び出し、大手ビール会社に就職する。雫にワイン事業部への異動話が持ち上がった矢先、豊多香が急逝。20億円とも言われる遺産の相続権を、豊多香が選んだ12本の偉大なワイン「十二使徒」と、その頂点に立つ「神の雫」と呼ばれる幻の1本をすべて当てたものに渡すと遺言が残された。雫の前には、豊多香と養子縁組した若き天才ワイン評論家、遠峰一青(いっせい)が現れ、ワインを巡る二人の対決が始まる……というストーリーだ。

 亜樹さんは、「金田一少年の事件簿」(天樹征丸名)など数々のヒットを生んだ原作者で、自宅とは別にワイン用のマンションを借り、1000本以上を管理しているという大のワイン好きだ。02年、モーニング編集部の廣川宗興さんに「ワインをテーマにしたマンガをやりたい」と持ちかけた。廣川さんは、これまでほとんどマンガにされたことのないワインを題材にしたマンガが面白くなるのか半信半疑だったという。「絶対面白いストーリーにする」という亜樹さんの熱意で企画をスタート、ボージョレ・ヌーボーの解禁日だった04年の11月18日から連載を開始した。

 「神の雫」の最大の特徴は、さまざまなワインを味わった瞬間の表現だ。雫がワインを口にすると、原料となったぶどう畑の風景や、家族との思い出の光景など、幼いころから豊多香とともに体験した記憶がフラッシュバックのように浮かんでくる。天才・遠峰は、ミレーの名画「晩鐘」や歌劇「サロメ」などの芸術作品に重ねて、ワインの味わいを生み出す畑や土壌の環境「テロワール」を描き出す。

 雫が、英ロックバンド「クイーン」の音楽が「聴こえてきた」と評した01年産の「シャトー・モン・ペラ」は、3千円台とお手ごろながら、数万円のワインにも引けを取らないと紹介され、実際のシャトーに日本からの問い合わせが殺到したという。

 日本だけにとどまらず、韓国では05年11月に単行本が発売された。ワインは高級品というイメージが強かったが、産地や製造者など複雑な要素が絡み合うワインの“教科書”として累計で210万部の大ヒットを記録。富裕層向けの豪華版が発売され、亜樹さんも講演に招かれる人気ぶりだ。08年には、ワインの本場フランスでも発行され、好評という。

 紹介されるワインは、既に3000本以上は飲んでいるという亜樹さん自身の評価がすべて。業者からは「このワインを取り上げて欲しい」といったオファーも殺到しているというが、「それをやっては終わり」と固辞し続けているという。廣川さんも「作者が自腹で買って、値段にかかわらず自分がおいしいと思ったワインしか取り上げていないのが、幅広い支持を集めた理由」と分析する。

 廣川さんは「おいしいワインを飲むと幸せな気分になれる」と語る。ワイン好きの方は、雫が語る「テロワール」を感じるか、テイスティングの前にご一読を。

◇「自分が感じた味わい伝えたい」 原作者の亜樹直さん

 「神の雫」は、これまでのワインの飲み方の表現では楽しくない、おいしいと思えないのでは、と疑問を覚えたところから始まっています。美しいものは美しい、おいしいものはおいしいと素直にストレートに表現した方が絶対に楽しいですよね。表現に落とし込むことで、ワインの味が自分の中でもよみがえってくるのは、自分でも発見でした。作品では多くのワインをさまざまなイメージで表現してきましたが、自分の中のイメージをそのまま表現しています。同じワインを飲んだ人も共感してくれるのはうれしい。裏を返せばワインという飲み物にはそうした物語や人生が詰まっている。深い飲み物なんですよ。

 韓国での人気にはびっくりしています。たまたま韓国でワインを飲もうという気運が高まっていた時期とマッチしたこともあると思うんですが、韓国のワイン人気の拡大に少しでも関われたのはうれしいですね。本場フランスの生産者から一度現地まで見に来てくれと誘われることもあります。行くとものすごく手厚く歓待してくれて、中には本を持ってきてくれる人もいます。ここまで読んでくれているんだとうれしくなりましたね。忙しくてなかなか行けないのが残念なのですが。

 何本ものワインを紹介してきましたが、まだまだ作品に出したいワインは多いです。この前も「これは」と思えるワインに出会ったばかりです。一番うれしいのは「『神の雫』を読んでワインを飲むようになりました」と言われることです。どんなワインでも味わったことがすべて。これからも、自分が感じた味わいを作品を通じて伝えていきたいですね。

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