KAT-TUN・上田が蜷川舞台で弱音「自分のキャラと違いすぎて、辛い」
オリスタ 1月6日(月)8時0分配信
1/9からスタートする主演舞台『冬眠する熊に添い寝してごらん』で、日々稽古に邁進中の上田竜也。“とにかく厳しい”という蜷川演劇に初出演するにあたり、上田自身はどう考えているのだろうか。改めての率直な想いを語ってもらった。
――蜷川幸雄演出の舞台『冬眠する熊に添い寝してごらん』の稽古の真っ最中ですが、感触はいかがですか?
上田 始まる前も不安でしたが、いざ稽古が始まったら、もっと不安に(笑)。
――怖いと評判の<蜷川演出>は、いかがですか?
上田 もちろん、叱られたりしていますよ。でも、共演の勝村(政信)さんのほうが、スパルタですけどね。でも、それってすごくありがたいことです。そうやって気にして教えてくださること自体がすごいことで、嬉しい気持ちとできない自分が腹立たしいという、複雑な想いが渦巻いてますね。今のところ。
――具体的に言われているのは?
上田 「演技も行動も、すべてが考え過ぎ。考えている時点で、それが嘘になっていくから、もっと感じろ。自分のキャラクターに肉付けして、それをテンション高く、声を上げて演じろ」と、よく言われます。
――日頃の上田さんは、どちらかといえばもの静かであまりテンションが高くないように見えますが?
上田 よくおわかりで(苦笑)。だから、時々、自分のキャラと演じている役のキャラが違いすぎて、すっごく辛いというか。でも、勝村さんに「自分の持っている物すべてがはち切れるほどのテンションでやってみろ!」って言われていますから。これで自分の殻を破れたら、また違った世界が見えてくるんじゃないかという期待もありますしね。
Text/金子裕子
このインタビューはエンタテインメント情報誌『オリ★スタ』1/6・13号(12/27発売)に掲載。誌面では写真などたっぷり紹介していますのでお見逃しなく!
■STAGE『冬眠する熊に添い寝してごらん』
1/9(木)~2/1(土)東京・Bunkamuraシアターコクーン
※2/7(金)~2/12(水) 大阪公演あり
<STORY>
兄とじゃれあいながら、実に楽しそうに笑う男・川下多根彦(上田竜也)。ライフル競技でオリンピック代表に選ばれた兄・川下 一(井上芳雄)を尊敬し、競技に熱中する兄の代わりにエリートとして育ち、家訓である“25才で一子をもうける”を実践しようとしている。そんな中、絶対の信頼で結ばれていた兄弟の前に、多根彦の婚約者・女詩人のひばり(鈴木 杏)が現れる。惹かれあう一とひばりに、兄弟の絆が揺らぎ始め……。
●Profile うえだ・たつや。83年10月4日生まれ、神奈川県出身。KAT-TUNとして06年3月にシングル『Real Face』でデビュー。現在アルバム『楔-kusabi-』が発売中。出演映画『永遠の0』が公開中。
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