まんたんウェブ 10月15日(水)18時17分配信
完成披露会見に登場した妻夫木聡さん |
バンクーバー朝日軍は、1914~41年にバンクーバーで活動した日系カナダ移民の2世を中心とした野球チーム。41年の太平洋戦争勃発に伴い、選手たちは「敵性外国人」となり、強制移住させられてチームは解散した。2003年にカナダの移民社会、野球文化への功績が認められ、カナダ野球殿堂入りを果たしている。映画では、差別や貧困と戦いながら、日系移民に誇りと勇気を与えた朝日軍の活躍を描いている。映画は12月20日から公開。
小1から中1まで野球をしていたという亀梨さんは「ランニングしてストレッチしてチームとしてやっていた。野球に真摯(しんし)に向き合いながら撮影をさせていただきました。チーム朝日として撮影時間を過ごせていた。いい作品に参加させていただいた」と語った。会見には妻夫木さん、亀梨さんのほか、勝地涼さん、上地雄輔さん、池松壮亮さん、高畑充希さん、宮崎あおいさん、石井監督も出席した。
妻夫木聡、肉体の衰え痛感「体は33歳だった…」
オリコン 10月15日(水)18時25分配信
妻夫木聡ORICON NewS inc. |
戦前のカナダ・バンクーバーに実在した日系人野球チームを題材にした映画『バンクーバーの朝日』(12月20日公開)の完成報告記者会見が15日、都内で行われ、石井裕也監督、主演の妻夫木聡、亀梨和也らが出席した。
今月10日に『第33回バンクーバー国際映画祭』(9月25日~10月10日)で最も観客から支持を得た作品に贈られる「観客賞」を受賞し、妻夫木は「バンクーバーの人たちがこの物語を受け入れてくれたんだと思ったら、どこか自分の中にあった不安も払拭された。心底、この作品をやってよかったし、それを通りこして生きててよかったなと感じました」と自信を語った。
製鉄所で働く日系二世で、ショートを守るキャプテンを演じた妻夫木だが、主要キャストで唯一、野球経験がなかったため「(クランクイン前の)昨年12月ころから一人で練習していましたね。夜な夜な公園に行って、壁にボールを当てて捕球する練習を2時間くらいやっていた頃もあるし…」。そんな地道な努力の甲斐もあって撮影で、はつらつとしたプレーと演技を見せる一方「気持ちは“朝日軍”なんだけど、体は33歳だった」と加齢による肉体の衰えも痛感したといい、笑いを誘っていた。
同映画は、1914年のチーム結成から100周年を迎えた「バンクーバー朝日」の栄光と奇跡の物語。バンクーバー映画祭「観客賞」を受けて石井監督は「努力が報われた、作品の強度を証明できた」と手応えを語り「戦前のバンクーバーの日系カナダ人の話ではあるんですけど、現代の日本人はもちろん、海外の人の心の奥底にも響く作品を作りたいと思いましたし、そうしなければならないという気持ちもありました」と思いを語っていた。
会見には勝地涼、上地雄輔、池松壮亮、高畑充希、宮崎あおいも出席した。
妻夫木聡、主演映画で鼻血
シネマトゥデイ 10月15日(水)18時52分配信
俳優の妻夫木聡が15日、都内で行われた主演映画『バンクーバーの朝日』記者会見に出席し、撮影中に鼻血を出していたことが明らかになった。会見には共演の亀梨和也(KAT-TUN)、勝地涼、上地雄輔、池松壮亮、高畑充希、宮崎あおい、石井裕也監督も登場した。
戦前のカナダに実在した日系移民を中心とした野球チーム“バンクーバー朝日”の栄光と奇跡を描く本作。野球経験者のキャストがそろったことで劇中の野球シーンはほとんど吹き替えなしで行われたが、ショートを守るキャプテン・レジー笠原役の妻夫木は「小学生のときにちょっとやっていただけで、ほとんど(野球経験が)ないに等しい」という。
そのため、「夜な夜な公園に繰り出して、凸凹した壁に当てて、どこに行くかわからないボールを捕球するっていう作業を2時間くらい一人でやっていました」と地道な練習を述懐。亀梨も「大変でしたよね。ケガをしながらやられていて」と共感すると、「鼻血出たこともあったしね」と今となっては思い出話となったエピソードを笑顔で語った。
そんな練習をもってしても勝てないのが年齢と体力。妻夫木は走るシーンが多かったそうで、「気持ちは朝日軍なんだけど、体はやっぱり33歳だった」と吐露。「監督がリアリティーにこだわるから応えたいけど、『誰かレジーの代走(やって)』と言うと、くそーって。やっぱり33歳(という年齢)には勝てないなと思った」と肩を落とす場面も見られた。
過酷な撮影がクランクアップを迎えても、野球熱は収まらなかったチーム朝日の面々は、打ち上げの宴会前に栃木県足利市のクラブチームと対戦し、1点差で敗北。全員で土下座をして泣きの一戦をお願いすると、「逆に点数がいっぱい入っちゃった」と満足のいく結果になったことを妻夫木が笑顔で語っていた。(取材・文:鶴見菜美子)
映画『バンクーバーの朝日』は12月20日より全国東宝系にて公開
妻夫木聡、クランクアップ時の号泣を告白…「久しぶりに青春した」
cinemacafe.net 10月15日(水)18時16分配信
妻夫木聡&勝地涼&上地雄輔&宮崎あおい 『バンクーバーの朝日』完成報告会見 |
『舟を編む』で昨年の日本アカデミー賞最優秀作品賞、監督賞を受賞した石井監督を迎え、戦前のカナダ・バンクーバーで貧困や差別に喘ぎながらもひたむきに戦い、日系移民の希望の星となった野球チーム「バンクーバー朝日」のドラマを描く。
先日、まさにバンクーバーで開催されたバンクーバー国際映画祭にて本作は観客の投票による「観客賞」に輝いた。石井監督は「海外を舞台にした日本映画を作るというのはチャレンジだった」とふり返りつつ、今回の受賞で「努力が報われたと思ったし、作品の“強度”を証明できたと思います」と言葉に力を込める。
妻夫木さんは映画祭での人々の反応について「僕がバントを決めて必死に走るカットで大笑いしてくれて、その瞬間、感動して涙が出てきました。受け入れてくれたんだという思いでした。どこかで不安があったと思うけど、それが払拭されて、この作品をやってよかったと心から思ったし、生きててよかったと思いました」と感激を口にした。
映画の撮影、野球を通じてキャスト陣はチームワークを深めたようで亀梨さんは、「いまでも会うと、あの時代からタイムスリップしたかのような感覚になります」と笑う。池松さんは「すごい映画が出来たと思っています。本当のプロが集まった現場ですごくいいチームでした」と頷く。スタンドからグラウンドで戦う面々を見守る立場だった高畑さんも「ひとりひとり、『絶対に良い映画にするぞ』という熱があふれていました」と現場の様子を明かした。
当然、野球のシーンも真剣そのもの。妻夫木さんはメンバーの中では一番野球経験が少なかったそうだが、夜中に自宅近くの公園で壁にボールを投げて練習したこともあったという。「気持ちは朝日軍なんですが体は33歳でした」と苦笑するが、宮崎さんは、そんな男たちの姿について「うらやましかったです」と本音をのぞかせた。
また、クランクアップの日は熱い涙に明け暮れたようで、妻夫木さんは「久しぶりに青春しました! 肩を組んで『キャプテン、ひと言』と言われたけど涙で何を言ってるか分からなくなりました…」と照れくさそうに熱い現場の様子を明かしてくれた。
『バンクーバーの朝日』は12月20日(土)より全国にて公開。
妻夫木聡「くやしいけど体は33歳です」
日刊スポーツ 10月15日(水)19時33分配信
でおどける、左から妻夫木聡、 勝地涼、上地雄輔 |
太平洋戦争前にカナダに実在した日系移民野球チームの奮闘を描く。プレミア前に完成報告会見が行われた。
撮影打ち上げの昼間に、出演者チームはアマチュア野球強豪チームと試合を行ったという。勝地涼(28)は「大敗です」と苦笑いしたが、亀梨和也(28)は「土下座して、もう1回やらせてとお願いしました」と再チャレンジしたことを告白。妻夫木は「逆に点数がいっぱい入っちゃって…」と恐縮しながらも、楽しそうに振り返った。
また、妻夫木は体力をたっぷり使った撮影を振り返り「気持ちは朝日軍だけど、体は33歳。監督に代走! と言われるとくやしいけど、やっぱり33歳なんですよ…」と苦笑いした。
ほか、上地雄輔、池松壮亮、高畑充希、宮崎あおいらが出席。
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