スポニチアネックス 5月2日(月)5時34分配信
無期限の充電期間に入るＫＡＴ―ＴＵＮがデビュー１０周年記念ツアー最終日の１日、東京ドームで充電期間前ラストの公演を行った。亀梨和也（３０）は「（ＫＡＴ―ＴＵＮの姿を）しっかり胸に刻め！」と絶叫。泣きながら「ＫＡＴ―ＴＵＮコール」を叫び続けるファンへ、３人のメンバーは感謝の言葉を贈った。
「最後の出航だー！」という上田竜也（３２）の掛け声で始まったステージ。亀梨が「しっかり胸に刻んで帰れ」と叫び、中丸雄一（３２）が「今までで最高の日をつくろう」と呼び掛けると、約５万５０００人のファンは大歓声で応じた。
前半はファン投票の上位１５曲、後半はデビューから３～４年ずつを振り返るシングルメドレーで構成。デビュー曲「Ｒｅａｌ Ｆａｃｅ」から３人による最新曲「ＢＲＡＮＤ ＮＥＷ ＳＴＡＧＥ」（発売未定）までのべ２９曲を歌い上げ、ＫＡＴ―ＴＵＮの１０年をできるだけ詰め込んだ。
出演者はメンバー３人のみで、バックダンサーもバンドもなし。亀梨は「お客さんと僕たちだけの空間で成立させたかった」と思いを語った。
結成から１５年。リリースしたシングル全２６作、アルバム全９作が全て初登場１位を記録するなど圧倒的な人気を誇ってきた。一方で１０年に赤西仁（３１）、１３年に田中聖（３０）が相次いで脱退。昨年１１月には田口淳之介（３０）が今年３月で脱退することを明らかにした。
デビュー当初の６人から半減の３人体制になる苦境。グループ活動の見直しを余儀なくされた結果、今年２月、１０周年を区切りに無期限の充電期間に入ることを発表。３人は今後、ソロ活動に専念することを決めた。
公演終盤にはそれぞれが心境を吐露。上田は「この１０年で悲しい思いもさせた。それでもこんなに大勢の人がこの場所に集まってくれてうれしい」と号泣し、中丸は「これが終わるとメンバーやみんなと会う機会が減る。つくり上げたコミュニティーを薄くしたくないので情報をこまめにチェックして」と涙ながらに呼び掛けた。亀梨は「６人が集まらなければＫＡＴ―ＴＵＮはなかった。抜けていった３人にも感謝したい」と語り「ここから先は未知の世界。ＫＡＴ―ＴＵＮを守るために必要な時間だったと思えるよう未来をつくり続けていきます」と誓った。
３時間を超える“ラストステージ”。鳴りやまないＫＡＴ―ＴＵＮコールに、３度のアンコールで応えた。上田は「有言実行！絶対、また会おうな」と再会を約束してステージを下りた。
上田 オールスター感謝祭ミニマラソンＶ「全てが救われた」
スポニチアネックス 5月2日(月)5時50分配信
◇ＫＡＴ―ＴＵＮ１０周年記念ツアー最終日（２０１６年５月１日 東京ドーム）
先日放送された、ＴＢＳのバラエティー特番「オールスター感謝祭」のミニマラソンで、上田が“山の神”として青学大で活躍した神野大地（２２）を破って見事優勝。上田は「練習はとても苦しかったけど、ファンの人たちがみんな喜んでくれて、全てが救われた気になった」と振り返った。
メンバーも感動し、中丸は「涙が出た」。亀梨は「毎日走っているのを見ていたし、凄く刺激になった」と、ドーム公演への力となったことを明かしていた。
思い出の東京ドーム ０９年に８日連続公演 延べ１６５万人動員
スポニチアネックス 5月2日(月)5時39分配信
◇ＫＡＴ―ＴＵＮ１０周年記念ツアー最終日（２０１６年５月１日 東京ドーム）
東京ドームは、０６年にＣＤデビュー前のグループとして初めて公演を開催し、０９年に８日連続公演を成功させた思い出の地。これまでに３０公演を行い、計１６５万人を動員した。
亀梨は「ここでライブができないグループで戻ってきたのでは意味がない」と成長して戻ってくることを誓った。
区切りの１０周年 上田「感謝の１０年」中丸「解散のつもりはない」
スポニチアネックス 5月2日(月)5時58分配信
◇ＫＡＴ―ＴＵＮ１０周年記念ツアー最終日（２０１６年５月１日 東京ドーム）
【ＫＡＴ―ＴＵＮに聞く】
――東京ドームでのファイナル公演。
亀梨「すでに昨日の段階で感極まる感じになっています。でも、いろいろある中でこうして１０周年のお祝いができて、しかもデビュー前にやらせてもらった東京ドームでまたできているというのがうれしいですね」
――どんな１０年間だった。
中丸「いろいろありましたが、まさかメンバーが半分になるとは思わなかったですね。それははっきり言える」
亀梨「ただその変化に対してしっかり向き合って、その都度、その瞬間、いま現在もとても楽しく活動はさせてもらっています」
中丸「ガムシャラにやってきて振り返ることもなかったんですが、そういう意味ではいい機会で、改めて充実したいい１０年だったと思いますね」
上田「僕にとっては感謝の１０年です。メンバーがいて、一緒になってついてきてくれるファンの人たちがいて。感謝という言葉しかないですね」
――今回のコンサートのテーマは。
亀梨「今回、演出を考える中で一番最初に掲げたのは、ＫＡＴ―ＴＵＮとファンだけの空間をしっかり意識しました」
上田「僕はピアノを弾かせてもらったのが印象的。ピアノとボーカルだけでやることによって、３人からの伝わるものがあったと思います」
――充電後の活動再開について。
中丸「なんか解散みたいな空気もあるけど、そのつもりはない。今以上にまた集まって爆発的なものができれば、と思っています」
亀梨「充電はそれぞれが今まで以上に自覚を持って進むという決意ということです」
ＫＡＴ―ＴＵＮ、それぞれ個性生かしソロ活動へ
スポーツ報知 5月2日(月)7時4分配信
人気グループ・ＫＡＴ―ＴＵＮが１日、東京ドームでデビュー１０周年記念３大ドームツアー「１０Ｋｓ！」（５公演）の最終公演を行った。この日でグループとしては「充電期間」に入る。
期間は未定ながら、中丸雄一（３２）は一部で浮上している解散説をキッパリ否定。亀梨和也（３０）は「目標を持って充電期間に入る」とパワーアップして戻ってくることを約束し、１０年間の活動の間に脱退していった３人にも感謝した。
亀梨、中丸、上田竜也（３２）の３人は今後、放送中のレギュラー番組などには継続して出演しながら、個性を生かした形でソロ活動を行っていく。また脱退した３人はいずれもジャニーズ事務所を退社しており、赤西仁（３１）は現在、自主レーベルで歌手活動を行い、田中聖（３０）は「ＫＯＫＩ」名義で４人組のバンド「ＩＮＫＴ」のボーカルとして活動。田口淳之介（３０）は３月末に脱退したが、芸能活動は行っていないという。
ＫＡＴ―ＴＵＮ爆発パワーつけて戻ってくる…解散説否定、ファンと涙の約束
スポーツ報知 5月2日(月)7時4分配信
人気グループ・ＫＡＴ―ＴＵＮが１日、東京ドームでデビュー１０周年記念３大ドームツアー「１０Ｋｓ！」（５公演）の最終公演を行った。この日でグループとしては「充電期間」に入る。
期間は未定ながら、中丸雄一（３２）は一部で浮上している解散説をキッパリ否定。亀梨和也（３０）は「目標を持って充電期間に入る」とパワーアップして戻ってくることを約束し、１０年間の活動の間に脱退していった３人にも感謝した。
涙を浮かべる３人が、肩を寄せて抱き合った。「これから先、未知の部分に進んでいく。これがＫＡＴ―ＴＵＮを守るために絶対に必要な時間だったと。僕たちは未来を作り続けていきたい」と亀梨。アンコールで再び姿を見せた３人は笑顔に戻っていた。もう一度ステージに戻るという思いを込めた新曲「ＢＲＡＮＤ ＮＥＷ ＳＴＡＧＥ」（発売未定）で締めくくったが、５万５０００人の鳴りやまぬ声援でアンコールは４度に及んだ。
開演１時間前、中丸が演出を巡って亀梨に詰め寄った。報道陣を前に真顔でヒートアップする２人。その間に上田竜也（３２）が「ケンカ、やめてもらっていいですか」と割り込むと、会見場に笑いが響いた。亀梨は「これがちゃんとネタに見えてるか」と表情を崩した。１０年も連れ添い、信頼し合う仲間だからこそ醸し出せた空気だった。
３人だけで歩んできた道のりではない。デビュー曲「Ｒｅａｌ Ｆａｃｅ」がミリオンヒットし、華々しい船出を飾りながら、赤西仁（３１）、田中聖（３０）、田口淳之介（３０）の３人が次々とグループを去った。亀梨は“ラストステージ”で、あえてその事実と向き合った。「僕たちＫＡＴ―ＴＵＮ。Ｋ、亀梨和也。Ａ、赤西仁…」と６人の名前を挙げた。「この６人で結成された。ここにいる２人はもちろん、いろいろあったけど、抜けていった３人にも、しっかりと、この歩みを感謝したい」。一度でも思いを共有したからこその思いだ。
さまざまな紆余（うよ）曲折があっての「充電」に、一部で解散説もささやかれた。だが、中丸は正面から向き合った。「そういうつもりではない。もっと個々がパワーをつけて、また戻ってきたときに、今以上の爆発的なものができたらいいなという狙いがある」と自らの口で明確に説明した。
１０年前の０６年３月、デビュー前のアーティストとしては史上初めて東京Ｄ公演を行い、０６年には同所史上初の８日間連続公演を行った。同所を“最後”に選んだのは、再び戻ってくるための決意も込められている。「意識する場所。ドームでライブできるグループじゃなかったら、帰ってきてはいけない。そこを一つの目安として掲げて（ソロ活動を）やっていきたい」と亀梨。覚悟を持って、３人が新たな一歩を踏み出す。
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