亀梨和也さんと青山剛昌先生がコナン対談! 愛たっぷり!祝・連載25周年『名探偵コナン』特集番外編 2019/4/8
個人的に、今回の特集を一言で表すとするならば、「愛がすごい!」だと思います。
まず、それを感じたのはアニメ声優さんへのインタビュー。それぞれ個別で取材させていただいたにもかかわらず、全員が口をそろえて「コナンの現場は本当に楽しい」「みんな幼なじみみたい」と仰っていて、なんて一体感のある現場なんだろう! と、胸が熱くなりました。
青山先生のインタビューでもいろいろとお話を伺うなかで、すべての瞬間に共通して「マンガが好き」「コナンが好き」という純粋な気持ちがあるように感じました。きっとこの25年間、私の想像も及ばないぐらい大変なこともたくさんあったのではないかと思うのですが、それらもはねのけてしまうほどのエネルギーを持つ、「好き」という気持ちのすばらしさ……! 「好きで居続ける」ということも才能のひとつなのかもしれない、と強く感じました。
しかし、それすらも上回るほどの愛を感じたのが、みなさまにご投稿いただいた「コナン短歌」です。
まずはその投稿数。約1週間の募集期間にもかかわらず、総投稿数はなんと533首!
ひとりのキャラクターに複数作投稿してくださる方もいれば、キャラクターの飼い犬や車について詠んでくださる方など、『名探偵コナン』という世界がまるごと愛されていることがわかりました。
キッドの短歌はやっぱり風情があるものが多いなぁ~、とか、平次の短歌は直球でまっすぐなものが多い!など、新たな角度からの発見もあり、すべての短歌を楽しみながら読ませていただきました。
コナン短歌にご投稿いただいたみなさまに、この場をお借りして改めてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
そして、本特集内ではそんなコナンファンを代表してKAT-TUNの亀梨和也さんにもご登場いただいております!
今回の対談は青山先生のご指名により実現したのですが、亀梨さんの知識量や愛の深さに、取材陣一同、終始圧倒されっぱなしでした。
青山先生のお仕事場にずらりと並んだコミックスや生の原稿を眺める亀梨さんは本当に本当に楽しそうで、あのクールな亀梨さんが一瞬にして少年のように目を輝かせてしまう『名探偵コナン』って、やっぱりすごい……!と、ひそかに感動してしまいました。
そして今回の目玉企画のひとつである、超特急ユースケさんと怪盗キッドのコラボグラビアもまた、愛にあふれた現場でした。
そもそもこの企画は、劇場版『名探偵コナン 紺青の拳』に4年ぶりに怪盗キッドが出演すると知った特集担当2人が、「キッド様が現実にいたらどうなる⁉」と、突拍子もない(?)想像をしたところから始まりました。
怪盗キッドといえば、普段は明るいムードメーカーの高校生ですが、一方ではマジシャンや怪盗として活躍する、という多面的な魅力を兼ね備えた人物です。
今回演じてもらった超特急ユースケさんも、普段はユニット内のムードメーカー的役割を果たしていますが、ダンスやお芝居、モデルなどのお仕事を通してさまざまな表情を見せてくださいます。
キッドと同様に、エンターテイナーとしてたくさんの人の心を掴んでいるユースケさんならば、きっとあの華麗な衣装を着こなし、怪盗キッドの世界観を存分に表現していただけるのではないかと考え、この企画をお願いしました。
ユースケさんは撮影にむけてかなり怪盗キッドについて下調べをしてくださっていて、インタビュー中にキッドの身長・体重・IQをスラスラと暗唱していらっしゃったときは、純粋に「すごい!」と思いつつ、私のキッド愛もまだまだだった……! と少し悔しくなりました。
キャラクターやファンのみなさまのイメージを壊さないように、と悩む部分も多かった企画ですが、ぜひこのグラビアをみて「もし怪盗キッドが現実にいたら……!?」と妄想を膨らませていただけたら嬉しいです。
さて。連載25周年を迎えた今も、まったくエネルギーが途切れることなく、作品の勢いやファンの愛も年々増している、『名探偵コナン』。
特集をつくる過程で、関係者のみなさまやファンのみなさまのコナン愛を肌で感じ、その熱量に応えられる特集にせねば!と、エネルギーをいただく場面が何度もありました。
そして今改めて、四半世紀続いたこの偉大な作品を、リアルタイムで見守れることの幸せをかみしめています。
今回の特集は、現役のコナンファンはもちろん、今まであまりコナンに触れてこなかった方も、幼少期で記憶が止まっている方も、どなたも楽しめるものになっていると思います。
みなさまもぜひ、全36Pのボリュームたっぷりの本特集で『名探偵コナン』の世界にどっぷり浸かってみてください!
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