亀梨和也 冷血非情なサイコパス弁護士役に挑戦 映画「怪物の木こり」主演
6/7(水) 4:00配信 スポニチアネックス
映画「怪物の木こり」に主演するの亀梨和也 |
KAT―TUNの亀梨和也(37)が映画「怪物の木こり」(12月1日公開)に主演し、冷血非情なサイコパス役に初挑戦した。監督は初タッグとなる三池崇史氏(62)。亀梨は「それぞれのキャラクターを通して、人間の心の美しい部分と、そうではない部分をどちらも映像としても切り取ってもらえている」と信頼を寄せた。
原作は倉井眉介氏の2019年「このミステリーがすごい!」大賞を受賞したサスペンス小説。亀梨の役は、目的のためには手段を選ばず殺人もいとわない弁護士。おので脳を奪い去る連続猟奇殺人犯に襲撃され、逆襲していく。これまで、天才怪盗から妖怪人間まで多岐にわたるキャラを演じてきたが、サイコパスは初めてだ。
撮影は21年4月に行われた。亀梨は三池監督らスタッフ陣と綿密な打ち合わせをした上で、細かい表情や目の使い方を意識した。「キャラクターをつくる上で重要なのではないかと考えて。“サイコパス”というワードは印象が強いのですが、過度に強い表現をしてしまわないよう、欲望を抑えながら演じました」と新境地に向き合った。
刑事役で共演の菜々緒(34)は「対面で芝居した時に体が震える感覚があった。待ち時間などには優しく声をかけてくださり、役に入っている時とのギャップに少し怖さも感じたほど」と間近でその“迫力”を体感。三池監督は「無垢(むく)で繊細なむき出しの亀梨和也をご賞味ください。きっと、夢に出ますよ」と“予告”した。
三池監督はバイオレンス描写を得意とする。新境地の亀梨の演技と三池イズムが融合し、衝撃の一作が飛び出しそうだ。
《菜々緒と17年以来の共演》
豪華俳優陣が脇を固める。菜々緒は「人間とは、人の心とはなんなのか考えさせられる作品」と語った。亀梨とは17年以来の共演で、亀梨は「あうんの呼吸でできた」と自信。吉岡里帆(30)は主人公の婚約者役。初共演の亀梨について「演じるサイコパスな役は色っぽく、はかなさもあり、ただ単に憎むことのできない不思議な魅力があった」と振り返った。主人公の協力者となるサイコパス医師を染谷将太(30)、過去の殺人事件の容疑者を中村獅童(50)が演じた。
No comments:
Post a Comment