Wednesday, December 5

特別劇〈信〉記者會新聞 12/5

亀梨和也、主演ドラマは偏見苦しむ男性役 アイドル要素封じ込め…「基本、鏡見ない」
12/5(水) 13:58配信 デイリースポーツ
ドラマをアピールした(左から)
佐藤隆太、亀梨和也、本田翼
=テレビ東京

KAT-TUNの亀梨和也(32)が5日、都内で行われたテレビ東京系主演ドラマ「東野圭吾 手紙」(19日放送。後9・00)の制作発表に出席した。

強盗殺人犯の兄を持ち、偏見に苦しむ武島直貴を演じ、坂本九さんの楽曲「見上げてごらん夜の星」を歌うシーンも挑戦した。普段はアイドルとして格好良く歌い、ファンを魅了する亀梨は、「“なんちゃってアーティスト”としてやらせてもらっている部分もある。アーティストやっているとき癖が強め。役として素敵に聞こえないといけないし、普段のように歌うのも違うので、指導の下、作っていきました」と自虐を交えながら、直貴として歌いきったことを告白。直貴の兄・剛志を演じた佐藤隆太(38)ら周囲からは、「“なんちゃって”じゃないよ」と突っこみを受けていた。



キラキラ輝くアイドル要素を消す努力をしながら役に入り込んだ。ビジュアル面はスタッフに任せ、目立たない存在になじませた。「トリートメントつけるのやめてみようとかささやかなことをした。潤っちゃってるなと。充血していたら目薬さしたりするのですが、生かしていこうとか。猫背にしてみるとか。基本、鏡を見ない。普段と違うルーティーンを持ったりした」。日常生活から“脱・亀梨”を心掛けて社会からさまざまな差別を受ける直貴を演じきったことを明かしていた。

今作では佐藤と、直貴の妻役の女優・本田翼(26)と初共演だった。夫婦役を演じた本田とは「スーっといきましたね」と、すんなり馴染めたと笑顔。野球好きの亀梨は、阪神タイガースファンの佐藤とは面会のシーンとラストと重い場面しかなかったそうで、「野球がお好きなので話をしたいなと思いましたが、やの字もでないくらいだった」と残念がっていた。




亀梨和也「話したかった…」佐藤隆太と野球話できず
12/5(水) 16:13配信 日刊スポーツ

KAT-TUN亀梨和也(32)が5日、東京・六本木のテレビ東京で、主演するドラマスペシャル「東野圭吾 手紙」(19日放送、午後9時)の会見に出席した。

東野圭吾の同名小説を現代版にドラマ化。犯罪加害者の家族の苦悩を描く。強盗殺人を犯した兄を持つ、武島直貴を演じる亀梨は「ひと言で言うと、かわいそうとか大変そうという表現を使ってしまう。背負わなくていいものもある人生だったけど、人間の温かさや醜さを敏感に生きている」と役について語った。

劇中では物語のキーとなる坂本九の「見上げてごらん夜の星を」を歌唱する。KAT-TUNとして歌を披露することに慣れているはずだが、会見では「なんちゃってアーティストなので」と謙遜。「アーティストをやってる時の自分の癖が強め」と説明しつつ、「曲がすてきに聞こえないといけないし、普段のニュアンスでもいけない。その間が出来たのかな」と笑みを浮かべた。

共演の佐藤隆太(38)本田翼(26)とは初共演。犯罪を犯す兄を演じる佐藤とは、シリアスなシーンのみの共演だったという。プロ野球中継に出演するなど野球通の亀梨は「佐藤さんも野球が好きなので話したかったけど、野球の『や』の字も出なかった」と苦笑い。最終日にようやく言葉を交わせたといい、佐藤も「次はご機嫌な間柄で会いたい」と笑顔で応じていた。

本田とは夫婦を演じ「『初めまして』でしたけど、スーッといきました」。本田は撮影の合間に亀梨やスタッフとパスタを食べたことを思い出に挙げ、「『手紙』の中で唯一楽しい思い出です」と緊張感あふれる撮影を振り返って笑った。

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