Tuesday, January 4

世代交替下的課題

 KAT―TUN「紅白」初出場でファンむしろ不安 “謎のサイト” は世代交代阻む壁となるか

1/4(火) 5:15配信

東スポWeb

 ジャニーズ事務所の3人組グループ「KAT-TUN」は昨年大みそかの紅白歌合戦に初出場し、「Real Face #2」を歌唱した。デビュー15周年という節目の年を最高のステージで締めくくった。年末には「KAT-TUN PARK」なる謎のサイトも立ち上がり、ファンの期待は高まるばかりだが、その一方で――。

 意外にも紅白初出場となったKAT-TUN。亀梨和也は歌唱前に「抜けた3人に対しても15周年でKAT-TUNとして紅白のステージに立たせていただいている、そこを見て何か感じてもらえたら」と退所メンバーにメッセージを送り、デビュー曲の「Real Face #2」を歌った。



 年末には突然、「KAT-TUN PARK」というホームページも立ち上がった。遊園地のようなイラストと「2022.1 COMING SOON」と書かれたページがあるだけで、ほかは不明。「まだ何も発表されていませんが、ファンはデビュー日である3月あたりに、大きなことがあるのでは…と期待を寄せている」(芸能関係者)


 ファンが待ちに待った紅白にKAT-TUN PARKと来れば、これから先もグループとして活躍を見せてくれそうな雰囲気を漂わせているが、どうも雲行きは怪しい。なぜならジャニーズ事務所はまさに今、世代交代を進めている真っ最中だからだ。


「若返りが最重要課題のジャニーズはKing&Prince、SixTONES、SnowMan、なにわ男子と若手のデビューが続いている。ジャニーズJr.の『美 少年』『HiHi Jets』もデビューは時間の問題と言われています。その一方で、一昨年は嵐、昨年はV6とデビュー組が活動休止、解散しており、次はどこ?という話も出ている」(芸能プロ関係者)


 デビュー時から3人が脱退し、メンバーが半減するなど苦難の道を歩んできたKAT―TUNは、これまで節目の年といえども決して華やかな1年とはならなかった。ところが15周年は3年ぶりのシングルリリースに記念の全国ツアー、そして紅白初出場。まるでメンバーの苦労に報いるかのようなきらびやかな1年だったからこそ「紅白が最後の〝花道〟なんじゃないか」という声が出ているのだ。


 そう言われてもおかしくない伏線はある。メンバーの亀梨はドラマ、映画で主演作も多く、スポーツキャスターとしても活躍している。中丸雄一は情報番組「シューイチ」(日本テレビ系)にレギュラー出演しているほか、嵐の二宮和也が立ち上げたユーチューブ公式チャンネル「ジャにのちゃんねる」で大人気だ。嵐の櫻井翔を兄と慕う上田竜也もテレビ出演を増やしており、舞台でも活動している。3人とも一人で十分に活躍できる人気と実力を持っている。


「これだけ個人の活動が活発で人気もあるのに、グループとしては深夜番組のレギュラーだけ。これはかなり珍しいケース。昨年行った15周年ツアーでも『20周年はこうしたい』など将来を語る場面はなかったそうです」(前同)


 ファンはこれまでのうっ憤を晴らすかのような活躍を期待する一方で、不安を募らせている。

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