スポニチアネックス 12月13日(土)9時1分配信
上田竜也がボクシング真剣勝負を挑んだ 「マスク・ド・ボクサー」。マスクをかぶった 元世界王者は誰なのか(C)TBS |
元世界王者はマスクをかぶった「マスク・ド・ボクサー」。王者が使えるのは左ジャブのみの“ハンデ戦”。リングサイドに3人のジャッジが控え、上田のパンチがクリーンヒットを判断すればボタンを押す。同時に3つ点灯すれば、上田に1ポイント。2分3ラウンドで、上田が3ポイント奪えば“勝利”。王者のマスクは剥ぎ取られ、正体が暴かれる。両者マウスピースを使い、上田はヘッドギアを着用する。
上田は7年間、週3日ジムに通い、プロを目指す練習生と変わらぬトレーニングを積んできた。2012年10月に番組レギュラー入り。「ボクシング企画をやりたい」と訴え続けてきたが、実現せず。番組陸上部などで活躍してきたが、今回、ようやく2年間にわたる熱意が実った。「やっとボクシングができる」と喜んだ。
収録は11月下旬、TBSのスタジオにリングを設置し、ファン100人が見守る中、行われた。ゴングが鳴ると、いきなり“ルール違反”の右が王者から繰り出される。上田の実力は元世界王者を本気にさせるものだった。
とはいえ、王者との真剣勝負。上田は顔を何度も打たれた。ヘッドギアは着けていたものの、右目の下はアザに。それでも、上田は収録日以降、アイドルに戻り、通常通り仕事をこなしたという。ボクシング・インターハイ3位の経歴を持つTBS・野村和矢ディレクターも「元世界王者のパンチをたくさん食らっても、その後の仕事をきちんとできるのは、7年間の練習の賜物」と評価する。
上田の念願がかなった“ビッグマッチ”。勝負の行方は――。
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